「2つ目は……?」





ココは好奇心で聞いた。





「2つ目は……死んだおふくろの笑顔を見るため……。」






「なんでそれが……2つ目?走也も空也さんも笑顔ならお母さんも笑顔に……」




「違うんだ、俺と走也の考え方。」




はっきりと言った空也。


「双子だったけど、考え方はまるで違った。俺はとにかく軽くて鋭いみたいだけど、走也は……鈍いけど慎重に物事を考えるタイプだから……」