ユーリムアに帰りたい。 でもヒューマンアースに残っていたい。 そんなあいまいな気持ちがココの心にあった。 もちろん走也はいい奴で いきなりヒューマンアースに来て右も左も分からないココを家に泊めて、 「一緒に暮らそう」 って言ってくれた。 走也は優しいけどどこか寂しげな瞳をしていることもココは知っていた。