「ほーら、長老様!こっちこっち〜♪」




ひょいひょいっと走り、木の上に飛び乗るココ。



「ぜーぜー…………、これココ!」



長老様は既に息が上がり苦しそう。



「くそっ……テレポートビーズ!」


「うわっ!」


長老様は何かを出して言葉をつぶやく。


すると、あんなに苦しそうだった長老様はすました顔をして木の上のココの上。



「ちょっ、長老様!?」


「ふふん、どうだ、清恵術さえ学んでいればこんなことも可能だぞ?」