「そうちゃ〜ん、オレの分は?」


「ココ1人分しかありません。」


「ちぇっ。まぁいいや、走也に新しい彼女が出来たって分かっただけで勘弁しといてやるよ♪」


「てめぇ、いつか殺す。」


「おぉ、こわ。んじゃ、ココちゃん、またね〜☆」





ちゅっ。



空也はパスタを食べるココの頬にキスして去った。


「……!」


「ほな、さいなら〜♪」


「こんのクソ空也ー!」


走也の叫び声はむなしく響いた。