その後、ココと走也はいっしょに夕飯をとり、同じ布団に入った。



「ねぇ走也・・・?」



「ん・・・?眠れない・・・?」



「ううん、あのね・・・」


「?」


「走也に会えてよかった。
また明日も・・・会えるよね・・・?」



「・・・当たり前だろっ!何言ってんだよ、大丈夫だから・・・おやすみ。」



そう言ってココの手をギュッと握った。


「・・・おやすみなさい走也。」



ココはゆっくり目を閉じた。






でもココは気付かなかった。









自分が起こした災いに。