「そんなこと気にしてたの?」



走也はそんな答えとは予想していなかったので少しはにかんで言った。



「女の子は男の子が思うより嫉妬深いからね~。」


「確かにアイツもよくそんなこと言ってたかな。
でもアイツは困ってる人とか動物ほっとけないタイプだから多分気にしてないよ。」



「そうかな・・・。」


「うん、きっとそう。」