「なんで・・・そんなこと聞くの?」



そう言った走也の声は心なしか震えていた。



「俺・・・おせっかいすぎたかな・・・。」




「ううん、そんなことないよ。むしろ嬉しかった。
長老様は『ヒューマンアースの人間は自己中心的で周りのこと何にも考えない』って言ってたから・・・。
ヒューマンアースに来た時、どうしていいのか分かんなかったし・・・。
でも彼女さんが・・・天国で恨んでないかなぁって・・・ヤキモチ焼いてないかなぁ・・・って思って・・・。」