「走也……」 「しばらくは引きずってたよ、ずーっと一緒にいたからさ……でも。」 「でも……?」 「『泣かないで前向いてよ』ってアイツの声……それも元気なころの……が聞こえたからさ……だからアイツのためにも俺は前を向いて歩いてくんだって……」 「その後は……?」 「前向いて歩けるようになったよ☆んでココ。俺はキミに会った時、アイツが生まれ変わって俺の前に来たのかと思った。」 「生まれ変わり……。」