「……は?」





「彼女いるんでしょ?それなのに何で私に構うの?彼女のとこ……行けばいいじゃん!」





「……彼女なんかいないけど?」




「嘘はやめてよ、ほんとのこと言って……」




「彼女だったらこの世にはいない……天国にいると思う。」




「え…………?」





ココは一瞬耳を疑った。





「彼女は……3年前にこの世を去った。」