思わずギュッって目をつぶった

「大丈夫だって、美優」

そうルイに言われ、おそるおそる目を開けてみる

そこは、さっきまでいた自分の家だった

・・・ありえない・・・

この人は何者なの?

こんなマジックありえないでしょ

そして、ある可能性が浮かび上がってきた

「あーーー!!」

思わず、ルイを指さす

「何?美優??そんな大きい声だして・・」

そんな涼しい顔で言っても見破ってるんだから

「アンタ・・・」

「何」

「まさかの・・・」

「??」