「はぁ…」


俺はソファに座り、うなだれていた。


「あら、写真?」
ひょっこり顔を出した母に、「母さん…俺どうしよう」と呟いた後、写真を手渡した。

「…写真?柚麻ちゃん…あらまぁ!!可愛くなっちゃってぇ〜♪昔も、可愛いらしい子だったけど」


「だろう?…俺で良いのかな?」