「一応、自分なりに答え合わせしとこうかなって。他にもやる事あるし、先に帰っちゃっていいよ?」 「あ~、真琴んちの親厳しいもんね。わかった、また明日ね!」 「ありがと! バイバイ」 嘘をつくのは大嫌い。 ちゃんと笑えてるかとっても不安なんだ。 でもね、今ついた嘘は上出来だった。 ホントに恋って恐ろしいモノなのかもしんない。