甘く・深く・愛して・溺れて

結菜と、その女のやりとりを、



見ているだけでますます気分が悪くなった俺。



『帰れよっ。マジ目障り!』



そのまま家に入ろうと俺を、



『ちょっ…待ってよ!』



結菜が勢いよく引き止めた。



結菜は隣りにいる女が兄貴の彼女だと言った。



その女は俺と目が合うと、



何故だか気まずそうに視線を外した。