甘く・深く・愛して・溺れて

『あんたじゃなくて、隆司よ!隆司はどこ?隆治、知ってんでしょ?教えなさいよっ』



結菜は少しムキになって、顔を赤らめたまま俺を睨みながら言った。



兄貴のことで来たことくらい、最初から分かってるつぅの!!



俺も結菜を見下ろしながら、睨みつけるように視線を送った。



そして、兄貴はいないし、知らないと言ったんだ。