空人のそばにいるだけで、



あたしは、こんなにもいつも穏やかになれる。



『空人…もっとキスして…』



あたしのそんなお願いに、



『ご希望なら、何度でも!』



なんて、おどけてみせる空人。



やっとお互いに唇を離したのは、



『……月美、俺…腹減った…』



そう言う空人のお腹が鳴ったから。



『美味しいかな??』



テーブルに並べたハンバーグとサラダ。



『いっただきま~す!』



手早く部屋着に着替えた空人は、



あたしの作った料理を目の前にして、嬉しそうに椅子に座った。