甘く・深く・愛して・溺れて

『あたしのことより、月美のことを聞いてんじゃん!隆司の居場所分かりそうなの?』



夏休みに入ったばかりのマックの店内は、



あたし達くらいの高校生ばかり。



みんな時々大声で笑ったりして、騒がしい。



『隆治君は隆司の居場所知ってるみたい…もしかしたら教えてもらえるかもしれないんだ』



『何やってんだろうね、隆司は。月美にこんなに心配させて…』



結菜は携帯をいじりながら、ため息をついた。



『隆司…、学校…辞めるみたいなんだよね…』



『えっ…。マジで??』



あたしがそう言うと、結菜は目を大きく何度も瞬きさせて驚いた。