甘く・深く・愛して・溺れて

『あたしはっ…綾瀬月美っていいます!!あなたはっ??』



『俺?……龍崎空人……てかさ、君、中学生か高校生だろ?…俺は君よりだいぶ年上だよ…そんな奴のメアドなんか知ってどうするの?』



口調はゆっくりと優しいのに、



あたしを見る、空人のその目つきは、



明らかに、あたしの態度を拒否しているようだった。



制服姿のあたしと大人っぽいスーツを着た空人。



考えてみれば、見た目からしても不釣り合いな二人。



それでもあたしの気持ちは揺らぐこともなく、



『知りたいんですっ!教えてくださいっ。お願いします』



めげずにもう一度、今度は頭を下げてお願いしたあたし。