甘く・深く・愛して・溺れて

食事の続きも終わり、気持ちもだいぶ落ち着いたあたし。



『月美にはちょっと苦いかな?』



なんて、言いながら、食後に空人が用意してくれたコーヒー。



『大丈夫っ!あたしは子供じゃありませんっ♪』



そう言って、はりきって口に運んだら、



あまりの苦さに、顔をしかめたあたしに、



空人は笑ってミルクとお砂糖を出してくれた。



あたしってば、目指すのは「大人のいい女」なのに~~なんて、




わざとテンション上げて、おどけて見せたあたしだけど、



本当は、空人の携帯が何度となく鳴るのが気になって仕方がなかった。