甘く・深く・愛して・溺れて

『大丈夫だから…俺は月美だけ…月美だけだから…』



『空っ……人…』



空人はあたしをそのままゆっくりと床へと優しく倒した。



フローリングの冷やりとした感触が、



泣いていたあたしには心地よかった。



空人からのキスは、ワインの香りがした。



『月美…泣かないで…涙を止めてあげるっ』



そう耳元で空人の声がして、



あたしの涙を空人の舌がそっと舐めた。