遼と出会った3年の冬。




遼の存在なんて知らなかった。



遼が俺の大切な人になるのも知らずに、



ただのクラスメートだと思ってたんだ。




初めて遼の存在を知ったのは、



テスト返しの時。


名前を呼ばれたから先生の所に行ったら・・・。遼が俺のテストを受け取ってくれてたんだよね。



俺が今も大好きなキラキラ輝くその笑顔で。「ハイ。」って言ってくれたよね。



もう遼は忘れちゃった?



俺はいろ~んなの覚えてるよ。



遼との思い出はなぜか大量にある。



・・・その位・・・好きだったんだ。