「ねぇ、小枝。お前・・・。好きな人いないの?」



これは俺が6年のときに遼に言われた言葉。もっと素直になってたら、俺の人生変わってたカナ。



この時(お前だよぉぉぉぉ)って思いながらも「ん~(笑)どうかなぁ~」って誤魔化した。


遼・・・。


俺ね・・・。


ずーーーっと遼しか見てなかったの。



なのに・・・。



「もうこの恋辞めないと」って思ったの。



本当は遼が愛おしくて堪らなかったの。



本当は「遼が好き」って素直に言いたかったの。



・・・。



でも・・・。


まだうちら・・・。



幼すぎたね・・・。