月曜日


今日からまた・・・学校が始まる。


弘毅・・・答え出してくれるかな・・・。


早く・・・


楽になりたいよ・・・



ケジメつけたいから・・・


弘毅・・・・


一人で考え事をしていたらもう給食だった。



「小枝~手洗い行くぞ~。ほら!なぎさも!百合も!」



「ア・・・あぁ・・・。」




何メートルか先に弘毅が見えた。



すれ違うときふと目が合った。



その口元は微笑んでいた。



「うぅ・・・」


なんで俺・・・


弘毅・・・


夏見がいるじゃん・・・


俺なんかに・・・笑いかけんなよ・・・


「お前・・・簡単に諦めんなよ?」


華子がボソッっと言う。


俺・・・諦めなくていいの・・・?


どんな答えを弘毅が出しても、諦めなくてもいいの・・・?


華子・・・

ありがとう。