「…だから!!」

もうええ!!

んなに聞きたいなら大声で言ったるやんけ!!

「…響にチューされた!!!!」

ヤケクソになったうちは、部屋中に響き渡る位の大声を、張り上げた

どや!!

これでええやろ!!

気ぃ済んだやろ!!

みるみる内に、二人の顔がにやけてくる

「ちょっ、葵
からかいに行こか」

口に手を当てて、笑いを堪えている紀葉と葵は、二人してリビングを出ていった

慌ててうちも二人を追う

なんかやな事がおきそうな気がすんのは、うちだけか…??