「ねぇちゃん」 「んー何??」 まだ五歳の加絵 全然、自分を迎えに来んくって心細かったに違いないのに、加絵は無邪気に話しかけてくる やっぱり、高校なんか入らずに新聞配達でもええし仕事したらよかった… 去年、オカンに中卒して働くって申し出たら オカンは泣きながら「それはしたらアカン」って言って頑なに認めてくれへんかった 元々、中卒で働くつもりやったから勉強もそこそこで、それから必死に勉強した でも今思えば、加絵の事とかあって、やっぱし高校行かん方が良かったんかも…