そして、本当の想いを告げる

「居てよ・・・

 厭きるほど
 俺の傍に居て」

お前に会えば、こうなること
は分かっていた。

俺の甘えられる場所は
藍・・・お前だけ・・・

お前になら、恥ずかしい
俺の全てを曝す事ができる

お前の為なら、俺はもう一度
以前のように動いてみせる

だから、お願いだ

俺の傍に居て

俺に勇気をくれ。

ベッドに横たわり、いろんな
話をしているうちに眠って
しまった二人。

「藍、起きて
 帰らなくていいのか?」

辺りは、もう夜・・・

「帰らなきゃダメかな?
 迷惑?」

お前の問いかけはいつも
可愛くて、俺の胸は騒ぐ。