二藍蝶

でないと

俺は、お前に望んでしまう

傍に居てほしいと

それじゃいけない・・・

頼むから、帰ってくれ。

「藍、帰ってくれよ
 
 早く・・・」

そんなにも悲しい顔で
今の俺を見ないで・・・
 
「こんな姿お前には
 見せたくない

 こんな弱い俺を見るなよ
 
 見ないで・・・くれ、よ」

俺は、こんなにも弱い・・・

藍の温もりを感じる・・・

俺は今、心から
生きていて良かったと
思えた。

それだけでいい・・・

生きる意味が見出せたなら
俺は一人でも大丈夫さ。