二藍蝶

藍なら、髪は長く、背も高い

藍なら・・・

「どうして

 わたし

 何も知らないの?」

その声に驚いた俺・・・

やっぱり、お前は泣いてる

「藍・・・」

お前を泣かせてばかりの
俺の元になど会いに来るなよ

俺の傍に、来るな・・・

「来るな・・・
 今すぐ帰れ
 
 ・・・帰れよ」

藍・・・やめろよ

自分を責めるなよ

この怪我は、お前には
何の関係もない

それなのにそんなに
辛い顔すんなよ

お前には関係ない

早く、ここから
出て行った方がいい・・・