二藍蝶

「ヨシノ、ご飯
 食べて行きなさいよ

 ここからだと家まで
 結構あるでしょう?」

芳野を引き止めたいのは
私だけでは無かった。

「そうだよ、一緒に
 ご飯、食べようよ」

「でもな・・・」

もう少しだけ、貴方と
一緒に居たい。

その想いは言葉になる。

「私、ヨシノと
 一緒にいたい」

我が儘を

言ってしまったぁ。

「こら、アイ
 我が儘を言うなよ

 ヒイロが、飯作って
 待ってるだろう」

ママが待つ家に、芳野は
帰らなきゃいけない。

芳野は

ママの元に帰りたい?

「ごめんなさい」