二藍蝶

『貴方に、頑張っている姿
 ・・・
 見てもらいたい

 昔、愛した女が力強く輝いて
 生きている様を見てほしい』

私、何、やってた・・・?

ベッドに横たわる貴方の顔は
頬がかけ、腕は細くやせ細って
手首なんて女の私よりも細い。

肩下まで伸びた髪が
女性的で儚くて

消えてしまいそう・・・

「藍、帰ってくれよ
 
 早く・・・
 
 こんな姿お前には
 見せたくない

 こんな弱い俺を見るなよ
 
 見ないで・・・くれ、よ」

涙を流す貴方は顔を隠す。

壊れそうな貴方を
私は抱きしめた。

恋しかった貴方の体温を
温もりを感じる。

貴方の鼓動を感じる・・・