二藍蝶

壊れた・・・私・・・

隠した想いが言葉になり
溢れ出す。

貴方の耳元で、呟いた。

「ねえ、カイリ
 
 わたしは、あなた以外
 何もいらない

 全て捨てる

 だから、お願い

 あなたも全てを捨てて

 わたしの為に・・・」

そう呟く、藍の華奢な体の
震えは止まらない。

藍は、俺の答えを知っている。

俺にしがみ付く、藍を突き放し
俺は、吐き捨てるように
言い放った。

「もう、限界・・・
 
 お前みたいな弱虫
 俺にはいらない」

要らない・・・