二藍蝶

藍は、思い出す・・・

浬と買い物を済ませて
自転車に乗って
ラーメンを食べて

喧嘩をした・・・

「藍?」

「イヤ~」

声を上げ、藍は浬に抱きつく

「嫌だよ、別れるなんて
 絶対に嫌

 カイリの傍に居たいよ」

泣きじゃくる、藍を
抱きしめる浬。

俺を失う事が耐えられずに
お前の心は悲鳴を上げる。

お前の思考回路は壊れていく

このままじゃ、お前は
もっと、駄目になる。

『何も言わない

 何も望まない

 黙って貴方に付いて行く

 感情が壊れても、貴方に
 似合う強い女になる』