二藍蝶

狙うは、神前の首・・・

お前に、入江組はもちろん

高月組は渡さない。

病院からの帰り道

静まる車内、浬は何かを
考えている。

「カイリ
 どうかしたのか?
 
 さっきから黙り込んで
 何、考えてる?」

「いやっ、何も・・・」

弦は、浬の瞳をじっと見つめる

「嘘、つくなよ
 
 話して聞かせろ」

俺の話を聞いた、弦は笑う。

「ふうん
 
 俺達も
 舐められたもんだな
 
 いっちょ
 遣って遣りますか?」

浬は、右側の口角だけを
上げて悪戯に微笑む。