二藍蝶

鏡に映る、私・・・

真赤な瞳

腫れて重い瞼

これが、今の私。

本当の姿・・・

水道の蛇口を捻ると
水は、止まる。

ポタポタ

静か・・・

私は、その場にしゃがみ込み
冷たい手で、顔を覆う・・・

『今のままの貴女でいいの?
 
 こんなにも、つまらない顔
 をして、貴女はこれからも
 生きていくの?』

動けないの・・・

仕事なんてどうでもいい

浬、早く帰って来て

私の元に・・・

薄暗い部屋

鳴り響く、着信音・・・

着信相手を確認した私は
携帯電話を枕の下に隠す。