二藍蝶

「会澤組には、お前等を助ける
 義理はない

 足を洗うと信じていたのに
 欺かれ、一杯食わされた
 組が、助けるわけないだろう
 
 お前等が死のうが生きようが
 どうでもいい

 ただ、俺は違う
 
 カイリとルイをこの世界に
 引き込んだ張本人

 責任がある

 これは、組とは関係ない」

「そんな事をして
 センさん・・・?」

センを心配する、塁の声が
電話越しの浬にも聞こえた。

浬の声・・・

「センさん、俺達に
 手を貸せば、貴方は
 組を追われるかもしれない
 
 貴方にとって会澤組は
 大切なはず」