「いいさ

 お前の我侭ぐらい
 幾らでも聞いてやる」

お前は、微笑む・・・

何気なく発した

俺の言葉に

お前の心は

どんどん、壊れていく。

もしも

もしもの話・・・

この俺を失えば、お前は

生きていけるだろうか?

『今度、私の前から
 消えたら、私
 
 ・・・死ぬから』

俺は、お前の事が
心配で堪らない。