二藍蝶

「次、どこ行く?」

「ねえ、カイリ
 あんなに高いチェーンで
 なくて良かったのに・・・」

元々のネックレスが幾つも
買えちゃう値段。

「あんなの高いうちに
 入るかよ、気にすんなよ」

「あのままでも私は・・・」

「お前の綺麗な肌が鎖で
 荒れたらどうする?
 
 お前、モデルだろう

 それに、ずっと
 付けていたいんだろう?

 あの鎖なら錆びないさ」

「そうだけど・・・」

私は、振り返り
宝石店を見つめる。

私の大切なネックレス

どうなっちゃうんだろう。