二藍蝶

「そうか
 お前、モデル?」

車に手を触れる、茉優。

「何、カイリ
 私のこと知らないの
 
 これでも、アイより
 有名なんだよ」

「すまない
 
 雑誌とかテレビとか
 俺、見ないから・・・」

「まあ、いいわ
 
 カイリ、一つだけ
 言わせて
 
 アイは、私の大切な親友で
 大切なライバルなの

 アイの仕事の邪魔だけは
 絶対にしない

 そう約束して」

真剣な、茉優の瞳。

「ああ

 邪魔しないさ
 
 約束する」