二藍蝶

ズボンを履き、まずは
目覚めの一服。

煙草を銜える浬に
火をつける舎弟。

「ところで、ルイ、お前ら
 アイに、わざわざ
 会いに来ただけって事は
 無いだろう?

 神前組
 何か動きがあったのか?」

「いやっ、今のところ
 変わった動きは何もない

 昨夜、戻ったきり、会長は
 宿泊しているホテルから
 一度も外には出ていない
 らしい」

「そうか
 
 このまま大人しく帰るとは
 思えないが・・・」

浬が吐いた煙が漂う・・・

「そうだな

 俺達と同じように友好関係を
 結ぼうと持ちかけられている
 組は他にもありそうだ
 
 他に当たるとすれば
 会澤組に、高月組・・・」