浬と眠る、幸せな時間。

ピンポーン

トントントン・・・

「親父、アイさん

 いますか?」

ドンドンドン・・・

「カイリ、いないのか?」

「寝てんじゃねえ」

「親父、いませんか?」

うるさいドアの音と
賑やかな声に起された、朝?

「今、開ける」

裸身にシャツを羽織り下着姿
で、浬はドアを開けた。

「やっぱり、親父
 こちらでしたか?」

「何だ、お前ら
 こんな、朝っぱらから?」