二藍蝶

「カイリ、危ない」

浬の前に身を乗り出す、塁

塁の肩に触れる、浬

「ルイ、大丈夫だ
 下がってろ」

銃口を浬に向けたまま
神前は、話を続ける。

「俺を敵に回したら
 八代続いた、アンタらの
 組は終わりや 

 アンタ、死ぬで?」

「それも、止む終えない」

「死んでも、俺とは
 手を結びたない
 
 そういうことやな?」

「ああ、この組は
 オマエには渡さない」

笑い声をあげ銃を下ろす
神前は、その場に立ち上がる

「邪魔したな

 皆、帰るぞ
 
 話し合いは終わりや
 終わり」

ざわつく、組員達。