二藍蝶

塁は、思うのだった。

浬にかけてみるのも
面白いかもしれない。

「お前と一緒なら
 死んでもいいかもな
 
 この俺も 
 雑魚の身分は嫌いでね」

「それでこそ、ルイ」

「でも、カイリ
 入江組は信頼できるのか?」

「俺も最初は、そう思ったさ
 胡散臭い爺だってな」

入江組、組長に始めて
会ったのは、会澤組長を
車で待っていた時だった。

老父を取り囲むヤクザらしい
男達の姿。

きっと、ヤクザが
寄ってたかって、老父に
何か難癖をつけているの
だろうと思った俺は近づいた