二藍蝶

「そうか・・・」

俺が望んだ高月組に

セキ・・・

お前は受け入れられた。

「じゃあな、カイリ」

弦は車を降りて、要さんの
傍に立つ。

走り出す車・・・

俺は、この場所には
住めない。

この場所を後にする。

弦に有って

俺に無いもの

それは、本当の悲しみ

本当の苦しみ・・・

それを、知らない俺は
用なしって訳か・・・

俺は、何ともいえない
虚しい気持ちを抱き

お前にぶつける。