二藍蝶

「えっ?
 カイリのじいちゃん
 何処に?」

「お前は今日から
 高月組の一員だ
 死んだ気になって
 組の為に精進しろ」

「俺はヤクザにはならない」

笑う、正二。

「そうか、じゃあ
 どこかの道端で死んでろや

 さっきの奴が、あれで終わる
 と思わないほうがいいぞ

 仲間を引き連れてお前を探し
 必ず遣るだろうよ

 ちっぽけなヤクザでもな
 組を背負って生きてるんだ
 
 泥を被らされたまま
 引き下がる訳には
 行かねえな

 まあ、死にたいと願う
 お前には好都合な相手
 だったな

 ゲン
 もしも、命が惜しいなら
 この街から早く消えて
 二度と出てくるな」