二藍蝶

「今度、その部屋に
 招待してよ?」

頷く、藍。

「いいよ」

振り返る私は、貴方の唇に
触れる。

幾度と触れ合う唇は
激しくなり、貴方が止まらない

止めなきゃいけない。

私は、浬に聞きたい事があるの

離れる唇・・・

私は、貴方から距離を取る。

「ねえ、カイリ
 この間の夜
 どこに行ってたの?

 帰り、遅かったでしょう?」

空気が変わる・・・

不安な瞳で、私は浬を
見つめた。

「ずっと
 聞きたかった事なの
 教えて?」

再会してから、数日が経った
あの、雨の日・・・夜
私達は、別々に過した。

誰かからの電話で、貴方は
顔色を変えて、この家を
出て行った。