二藍蝶

そんなある日、ひとつの
大きな仕事が舞い降りた。

一流ブランドが、今度新しく
ブランドを立ち上げる為
その顔になる女性モデルを
探していた。

そして、私と茉優に
白羽の矢が立った。

二人のうちのどちらかを
起用したいという話だった。

仕事は、スチールはもちろん
コマーシャル・プロモーション
だけに留まらず、海外における
ブランドのショーモデルとして
在籍することができる。

この仕事の成功の元には
知名度だけでなく、かけがえの
無い物を手にすることができる

トップモデルとしての地位。

夢にまで見た、本場
ショーモデルへの一歩を
踏み出せるチャンス。

しかし、そのチャンスを手に
入れることができるのは
唯、一人。