二藍蝶

「明日、聞くから
 今日は寝かせてくれ」

部屋へ入って行く、センさんの
後に続く俺は、彼女に酒に酔い
ボーっとした頭を下げた。

「お邪魔します」

「どうぞ」

翌朝、俺は、誰かの携帯電話

着信音で目が覚めた。

部屋を出た俺は、トイレのドア
に手を掛けようとした。

その時、聞こえる声・・・

「本当よ、今ここに居る
 チヒロが連れてきたの
 
 ええ、分かった
 早く、彼を・・・(迎えに)
 来て」

その声は、巴さん
彼女は通話を切り、俺の
視線に気が付いた。

「イオリ・・・
 違ったわね
 貴方は、カイリ
 起きていたの?」