二藍蝶

お前と、触れ合いたい。

愛する人・・・

だけど
口づけては、いけない。

俺は、お前から目を逸らした

お前に、言われた言葉。

『カイリ、貴方はまだ
 子供だよ・・・
 
 ううん、居なくなる前の
 貴方は、もっと大人だった
 どうしちゃったの?』

あの言葉は、当たっていた。

こういう世界で、数秒でも
息を吸うと、何とも言えない
気持ち、優越感に浸れる。

俺が強いわけでもないのに
俺達を見た、周りの人々の
脅えた眼差し
立ち止まり、退く様子に

俺は、自分が強いのだと
錯覚する。

そして、調子に乗り
付け上がる。