二藍蝶

そして今も、彼の下で
塁と共に会澤組の為に動く。

当初は、俺がまだ、若過ぎる為
やっかいなことにならないよう
存在を伏せ、俺は、センさんに
用意された場所に身を隠して
暮らしていた。

飯を食わせてもらい、塁とバカ
をやって、遊び回る日々。

馬鹿騒ぎの中なら、俺は
お前を傷つけた事を忘れられた

そんな時、偶然、街中で
お前の声を聞いた。

『カイリ、カイリ』

近づいてはいけない、お前を
俺は、この腕に抱きしめていた

『カイリ、逢いたかった』

俺を求める、お前の言葉を
聞けて、俺は嬉しい。

俺を見つめる瞳

何かを言いたげな唇。

その唇に
今すぐ、口づけたい・・・