「分かん、ないよ」

瞳を潤ませる、藍。

「わかんない
 
 ただ、明日も、明後日も
 明々後日も

 ずっと
 貴方と一緒にいたいの」

俺に甘える藍を抱きしめる。

「ずっと、お前の傍に
 居てやるから安心して眠れ」

「約束してくれる?」

「ああ」

指切りを交わした、藍は
安心して瞳を閉じて眠る。

愛しい女・・・

俺は、俺が思う以上に
お前を愛している。

お前への愛が

俺を惑わせる