二藍蝶

わたしは、あなたに

まだ、愛を伝えていない・・・

あなたの、愛の言葉を
わたしは、聞いただろうか?

その胸に抱かれて
愛されていると誤解しただけ

ねぇ、カイリ

あなたは、私を愛してる?

愛してた?

夏の終わりと共に
貴方は消える。

私の前からいなくなる。

あの後から、浬は二人で
過ごしていても、ずっと
何かを考えていた。

答えのない問題

その答えを、貴方は
必死に探し続けていた。

「カイリ
 何、考えてるの?」

「いやっ、何でもないさ」

貴方は、私の胸に甘えて眠る